イベント

講演会/サイン会

2013年5月29日 (水) 本店

佐野眞一さん 講演会&サイン会

『僕の島は戦場だった 封印された沖縄戦の記憶』(集英社インターナショナル)刊行記念

僕の島は戦場だった この4月28日、安倍政権は「主権回復の日」の祝典を行った。沖縄の人々は怒りに震えた。なぜ沖縄が怒るのか、私たちは本当に知っているだろうか。戦後日本は、沖縄を人身御供として米国に差し出した見返りに繁栄を享受した。この構造は、戦後68年たつ今も変わらない。オスプレイ、米軍基地、米兵によるレイプ事件・・・そんな中、長い沈黙を破り、語り始めた人々がいる。戦争孤児、集団自決の生き残り。肉親が目の前で死んでいく戦火をくぐり抜け、戦後を必死に生き抜いた人々が、語り始めた。あの夏、沖縄で本当に何が起きたのか、佐野眞一氏がたっぷりとお伝えする。

日時 2013年5月29日 (水) 18:30~ (開場18:00)
会場 本店 8F ギャラリー
募集人員 100名様(申し込み先着順)
申込方法

1階カウンターにて、対象書籍『僕の島は戦場だった 封印された沖縄戦の記憶』をお買い上げの方に整理券をお渡しします。また、お電話によるお申し込み(電話番号03-3281-8201)も承ります。

主催

八重洲ブックセンター
協賛:集英社

著書紹介

佐野眞一(さの・しんいち)

1947年、東京都生まれ。早稲田大学文学部卒業。出版社勤務などを経てノンフィクション作家に。97年『旅する巨人──宮本常一と渋沢敬三』で第28回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。2009年、『甘粕正彦 乱心の曠野』で第31回講談社ノンフィクション賞を受賞。著書に『遠い「山びこ」──無着成恭と教え子たちの四十年』『東電OL殺人事件』『阿片王──満州の夜と霧』(新潮文庫)、『津波と原発』(講談社)、『沖縄 だれにも書かれたくなかった戦後史』(集英社文庫)、『あんぽん 孫正義伝』(小学館)など多数。