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講演会/サイン会

2014年3月25日 (火) 本店

トークショー「日本文学の中の“和食”」  重金敦之×君島佐和子

『食彩の文学事典』(講談社)刊行記念

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『食彩の文学事典』刊行記念

~作家は和食をこう書いてきた~

ひとつの食べ物を切り口に、作家たちがその食べ物をどのように作品に描いてきたかを詳細に調べ、文学の映し出した風景から、日本の食の時代背景をさぐった労作、『食彩の文学事典』。

谷崎潤一郎の好んだ鮎雑炊、林芙美子の思い出のうどん、島尾敏雄を見舞った吉行淳之介と安岡章太郎が帰りに食べた炒飯など、文士たちの知られざるエピソードから、川上弘美、青山七恵、酒井順子らの描く食べ物まで、彩りゆたかに文学と食を描き出す、

前代未聞の文学事典です!

この刊行を記念し、著者の重金敦之さんと、『料理通信』編集長・君島佐和子さんのトークショーを開催いたします。

皆さまお誘いあわせの上、どうぞご参加くださいませ。

 

日時 2014年3月25日 (火) 18時30分~(開場:18時)※イベント後に重金敦之さんサイン会を実施予定 
会場 本店 8F ギャラリー
参加費 無料
募集人員 50名(申し込み先着順)※定員になり次第、締め切らせていただきます。
申込方法

申込書に必要事項をご記入の上、1階サービスカウンターにてお申し込みください。申込書は同カウンターにご用意してございます。また、お電話でのお申込みも承ります。(電話:03-3281-8201)

主催

主宰:八重洲ブックセンター 協賛:講談社

sigekane-atsuyuki重金敦之(しげかね あつゆき)

1939年東京生まれ。慶応義塾大学卒業後、朝日新聞社入社。「週刊朝日」を中心に多くのベストセラー小説を手がけた。「楽しい食卓を囲める人は、すべて食通」を持論とする。在社中から、食文化と外食産業についてのエッセイを各誌に執筆。天の恵みである食材への感謝とそれを生産、料理する人への敬意を尊重する視点は、料理人からも広く支持されている。
退社後、大学教授を経て、文芸ジャーナリスト。飲食文化を研究する「重金塾」を開講し、編集者やフリーライターの指導にあたった。
著書に『ミツバチの旅』(朝日新聞社)、『メニューの余白』(講談社)、『食の名文家たち』(文藝春秋)、『池波正太郎劇場』(新潮社)、『作家の食と酒と』(左右社)など多数。

kimijima-sawako君島佐和子(きみじま さわこ)

『料理通信』編集長。『料理王国』編集長を経て、2006年6月、『料理通信』を創刊。「Eating with creativity」をキャッチフレーズに、食の世界の最新動向をレストラン、カフェ、バル、スイーツ、パン、ワインなど幅広い領域からすくいあげて発信している。デザイン専門誌『AXIS』、マガジンハウスの新しい女性誌『アンド プレミアム』でコラムを連載。著書に『外食2.0』(朝日出版社)。