フェア/展示
第1回八重洲本大賞
ノミネート作品ブックフェア
情報があふれる今だからこそ、「本」で読みたいものがあります。
一つのキーワードを手掛かりに、
既存のジャンルには収まりきらない「すごい本」を発掘し、
もっと多くの方に読んでいただきたい!
と昨年誕生したのが「八重洲本大賞」です。
前回第0回「未来」に続き、第1回のテーマは「創造」。
バラエティ豊かな選りすぐりの5作品を、
コメントとともにじっくりお選びいただける
大賞ノミネート作品フェアを、八重洲本店をはじめ全店で展開中です!
大賞発表は3月19日(月)。さて、あなたはどの1冊を選びますか?
【ノミネート5作品】
加藤昌治(著) CCCメディアハウス
2003年刊 ISBN:9784484032054
アイデア本の名著!
これからの時代は新しい発想・創造が不可欠。
すぐに使える「どう考えたらいいのか?」がわかる本。
大和書房・廣瀬裕二さん 選
『神の火を制御せよ 原爆をつくった人びと』
パール・バック(著) 径書房
2007年刊 ISBN:9784770501974
ノーベル賞作家パール・バックが、原爆小説を書いていたなんて。
実在の人物をモデルに複雑な人間模様と科学者としての葛藤を織り合わせた傑作。
1959年原著刊行で、邦訳が21世紀まで出版されなかったのはなぜ?
翻訳家・斉藤隆央さん 選
エドワード・ブルック=ヒッチング(著) 日経ナショナル ジオグラフィック
2017年刊 ISBN:9784863133914
現実には存在しない、創造されていない場所についての
地図だけを集めたというマニアックな設定に
くぎづけになること間違いございません。
とにかくロマンチックです。
日経BPマーケティング 藤井紀子さん・選
『たとえ明日、世界が滅びても今日、僕はリンゴの木を植える』
瀧森古都(著) SBクリエイティブ
2017年刊 ISBN:9784797390377
深い愛に引き合わされた登場人物の運命に、涙が止まらない。
人間の愛と優しさが、現実や将来を変える力を持っていると教えてくれた本。
「生まれ変わらなくても人生はやり直せる」という
強いメッセージが生きる勇気と新たな創造をかきたててくれる1冊。
日本実業出版社 岩崎麻衣さん・選
レイチェル・L・カーソン(著) 新潮社
1996年刊 ISBN:9784105197025
毎年、著者が夏の数か月を過ごしたメーン州の海岸と森の、
雨や星や鳥の声や風の音、その情景とそれらにふれたこどもたちの反応を、
詩情豊かな筆致でつづっている。
すべての子どもが生まれながらに持っている「センス・オブ・ワンダー」を、
いつまでも失わないでほしいという願いが胸を打つ。
こどもたちの感性こそ、最大の「創造力」の源なのだ。
小学館パブリッシング・サービス 羽根田 靖さん・選
日時 | 2018年3月1日 (木)~2018年3月18日 (日) |
---|---|
会場 | 本店 1F 特設コーナー |